保険会社の90%において 顧客データの全体像をワンストップで把握できていないことが調査で明らかに

※本資料は、英国ロンドンにて2019年5月18日(現地時間)に発表したプレスリリースの日本語翻訳版です

複雑化するデータ統合をシンプルにするための次世代型データプラットフォームを提供するMarkLogic Corporationは本日、保険会社の複雑な旧来のITシステムや非効率的なプロセスにより、保険会社のビジネスにとって重要なデジタルトランスフォーメーションや顧客データの全体像をワンストップで把握することが阻害されているというレポート「Insurance 360: The Current State of Big Data-Driven Transformation in the Insurance Industry」を発表しました。本レポートは、保険業界のインテリジェンスプロバイダーであるResearch in Insuranceの調査に基づき、グローバルな保険業界の調査結果をまとめています。

本レポートは、保険会社による顧客への価値提供の際の問題点を取り上げています。シニアプロフェッショナル200名以上との詳細なインタビューを実施し、保険会社が求めているものと、既存のシステムやプロセスが提供するものの乖離を明らかにしています。回答者の10人中9人は顧客データの全体像がワンストップで把握できないとしながら、70%は顧客データの全体像を把握することがビジネス上必須あるいは極めて重要だと回答しています。

多くの保険会社では複雑な旧来のITシステムに未だに依存し、大量のビッグデータが社内のサイロに散在しているため、活用可能な顧客インサイトが得られにくくなっています。調査対象となった保険会社の半分以上(55%)が、顧客データの全体像を把握できない一番の原因はこの複雑なシステムにあるとしています。1/3以上(34%)が、社内に散在するデータを統合できないことにより、顧客データの全体像を把握できていないと回答しています。

MarkLogicの保険担当CSOスティーブ・フォーキャッシュは次のようにコメントしています。「保険会社には大量のデータがあります。これらのデータは、様々な観点から保険会社にとって最も重要な資産だと言えますが、それはデータにアクセスし全社的に活用できた場合の話です。今回の調査は、複数の分断されたソースからデータを抽出し、これを活用して効率性向上や料率設定、アンダーライティング、保険金請求などあらゆる分野におけるカスタマーエクスペリエンスを改善しようとする際に、保険会社が抱える極めて大きな問題を明らかにしています」。

保険プロフェッショナルの半数以上が、顧客データの全体像の把握から得られるメリットを認識しています。本調査では、56%が顧客満足度が向上すると考えており、53%が顧客ロイヤルティと定着率が改善されると回答しています。また、回答者の43%は、顧客データの全体像を把握することで不正検知が改善されるとし、1/3以上(39%)は全体的なリスクが削減される回答しています。

また、フォーキャッシュは次のようにもコメントしています。「競争がますます激しくなる保険業界において差別化を図るためには、保険会社は顧客志向を強めなくてはなりません。また保険会社を取り巻く他業界やインシュアテック分野においても、要求されるレベルは高くなっており、保険会社はこれらにも対応しなくてはなりません。つまり、サイロや旧来のシステムに閉じ込められたデータを統合し、顧客データの全体像をワンストップで把握できる革新的な技術を取り入れ、真の顧客志向を実現しなくてはならないのです」。

本レポートの全文(英語版)はこちらからダウンロードできます。


調査概要について

Research in Insurance(Rii)は、調査を以下の2段階で行いました。
  1. 定性的段階
    グローバルのデータディレクター、CIO、保険金請求ディレクター、アンダーライティングディレクターに対する電話あるいは対面式の調査。合計23項目からなる詳細なインタビューが行われました。内訳は次の通りです。
    • 12項目は、最終的なデータ管理責任者(グローバルのデータディレクター、CTO、CIO、CDOなど)用
    • 6項目は、保険金請求担当ディレクター(保険金請求処理部門の上級意思決定者を含む)用
    • 5項目は、アンダーライティング/リスクディレクター(チーフアンダーライティングオフィサーやアンダーライティング/リスク管理における上級意思決定者を含む)用
  2. 定量的段階
    オンライン調査を行い、保険会社内の保険金請求、アンダーライティング、データ、リスク管理、顧客管理部門で働く188人から回答を得ています。内訳は次の通りです。
    • アンダーライティング/リスク:72
    • 保険金請求:71
    • データ(データ処理/データ技術/データアーキテクチャ):40
    • 顧客管理:5
地理的な内訳は以下の通りです。
  • 北米 51%
  • EMEA 35%
  • グローバル(全地域)16%
  • APAC 3%
  • LATAM 1%

MarkLogic について

MarkLogicの使命は、最も複雑なIT課題の1つであるデータ統合をシンプルにすることです。データ統合プロセスのすべてのステップを効率的にする、高度に差別化されたデータプラットフォーム「MarkLogicデータハブ」を提供します。MarkLogicデータハブ利用者は、これまでにない速さで360度ビューを達成できます。データ統合をシンプルにすることは、組織の敏捷性の向上、ITコストの削減、そして安全なデータの共有を可能にします。

世界トップ10の銀行のうち6社、世界の製薬会社のトップ5社、世界トップ10のメディアのうち6社、および米国の主要政府機関15のうち9団体などがMarkLogicを利用しています。シリコンバレーに本社があり、それ以外に米国、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアに事業所があります。日本では東京渋谷区にマークロジック株式会社を設立しています。詳細はhttps://jp.marklogic.com/で確認できます。

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