ソニーは、全世界175地域をカバーするグローバルな流通組織を吸収合併した結果、古くなったメインフレームも含めて、散在する多くのシステムデータを統合するなど、数々の課題に直面しました。ソニーは、MarkLogicとともにフィナンシャルハブなどを構築してこうした課題を解決し、グローバルなセールストゥファイナンス(S2F)プロセスを合理化して収益拡大を図るという判断を下しました。
プロジェクトの開始時点では、ミドルボックス(MarkLogicピース)のことを変換ハブと呼んでいました。私たちは、Oracleベースのシステムを使用していたため、Oracleにポートバックする前にデータを確認できる場を作りたいと考えていました。このプロセスを通じて、MarkLogicに対する信頼が生まれました。「よし。このデータをブラッシュアップして活用しよう。このデータを使ってアプリケーションを開発しよう」と伝えて、MarkLogicによるセールストゥファイナンスが完成しました。
ソニーは、グローバルに統合されたワークフローの中心としてMarkLogicを使用し、TVプログラムの配信や販売を管理する複雑なプロセスの簡素化とスピードアップを図っています。MarkLogicは、オペレーショナルデータハブ(ODH)として複雑な契約約定を管理します。ODHソリューションは、ソニーのファイナンスチームがデータに容易にアクセスして処理できるようにサポートし、ソニーのライセンス収入アップを促進します。
MarkLogicはハブとして、ソニーのセールストゥファイナンス(S2F)システムを改善し、グローバルな売上向上を後押しします。
ソニーの契約変更への対応力を強化し、収益性の高いビジネスを実現します。
特にJava開発者は、新たな環境ですばやく生産的に活動できます。