Autolivは、安全性と事故防止の向上を使命とし、世界の28か国、67か所の施設でマテリアルを製造しています。同社は、MarkLogicの支援により、製造データを手頃なコストで迅速かつ容易に維持し、検索可能にし、安全を確保しました。また、クエリやレポートが記録的タイムで実行されるMarkLogicにより、答えるのが難しい質問や、発見に時間がかかる質問の回答も、迅速に得られるようになりました。
「私はOracle DBAとして、長年データベースの設計に携わっており、リレーショナルデータベースの分野には精通しています。しかしMarkLogicに出会って、恋に落ちました。そう思ったのは、MarkLogicでは、スキーマに依存しない方法であらゆるデータを取り込むことができたからです。他の手法では、すべてをリプレースする必要がありますが、MarkLogicでは、その必要ありません」
アラン・キャンベル
オートリブ、ソフトウェアシステムエンジニア
POCの構築には、たった2人のスタッフでわずか2週間しかかかりませんでした。しかも1人のスタッフは、学習しながら構築していたのです。このPOCと初期実装により、MarkLogicならAutolivの目標を満たせると確信しました。MarkLogicには、あらゆる製造データを長期的に一元管理できるニュートラルな形式のリポジトリがあります。また、製品開発用にデータマイニングが可能なリポジトリもあり、データに関する高価値でトレーサビリティな質問をすることができます。さらに、MarkLogicはデータライフを管理し、ローカルシステムではコストがかさむ、製造データの長期ストレージに要するコストを削減できます。
Autolivチームは、以前は容易ではなかった「この部品の材料は?」といった質問に数秒で応答できるようになりました。
Autolivでは、検索可能なデータを少なくとも20年は保持する必要があります。MarkLogicの階層型ストレージにより、このタスクが以前のシステムより手頃な価格になりました。
多くの顕著なセキュリティ改善の中でも特筆すべきは、ある部署(爆発物など)に在籍している従業員が別の部署(レーダーなど)の情報を確認できなくなったことです。
MarkLogicの導入により、Autolivがどのようにしてデータトレーサビリティという目標を達成し、多くのメリットを得たかをご紹介します。