MarkLogicは、MarkLogicクラウドサービスにおいてSOC 2 Type II監査を完了し、MarkLogic®データハブサービスがSOC 2 Type IIの5原則(セキュリティ、可用性、処理の整合性、機密性、プライバシー)すべてに準拠していることを証明する報告書を第三者監査機関より受領しました。
エンタープライズデータを管理するための安全でセキュアなプラットフォームを提供することは、複雑化するデータ統合をシンプルにするという、MarkLogicのビジョンにとって非常に重要です。MarkLogicはきめ細かなセキュリティと高度な暗号化機能を備えた非常にセキュアな最先端のデータベースであり、コモンクライテリアセキュリティ認証に対応した唯一の最先端のデータベースです。SOC 2 Type II報告書では、MarkLogicの継続的かつ「セキュリティ最優先の」ポリシーが、特にクラウドサービスと金融サービスのユースケースに適用されていることが報告されています。
SOCとは「Service Organization Controls」の略です。SOC IIはコンプライアンスと運用に関する組織の内部統制に重点を置いたもので、次の5原則を軸としています。
最終結果をまとめた報告書により、組織は、(ほぼすべてのクラウドテクノロジーベンダを含む)サービスプロバイダのセキュリティを評価することができます。監査報告書の要件は、米国公認会計士協会(AICPA)により管理されています。
サイバーセキュリティにおける「セキュリティ制御」の定義は比較的広く、情報と実際の物理的ハードウェアに対するセキュリティ上のリスクを防止、検出、解消、軽減するための安全対策と防止策を意味します。
SOC IIのコンテキストと監査においては、一般的に(認可や認証を受けた)適切な人のみが情報資産(データやコード)にアクセスできるようにすることを意味します。つまりセキュアなシステムを設計するだけでなく、適切なポリシーと手順を用意し、それを順守する必要があります。
SOC 2レポートにはType IとType IIの2種類があります。いずれも第三者監査機関により作成されたもので、同様のセキュリティ分野を網羅していますが、Type IIのレポートの方が新しく、要件が厳格です。主な違いは、Type Iの対象が特定の時点におけるセキュリティ制御であるのに対し、Type IIは長期間(6か月以上)にわたる制御の運用上の有効性を評価し、制御が予定通りに機能しているかどうかを特定するという点です。
セキュリティ違反の数、結果の深刻度、コストの増大に伴い、あらゆるレベルでセキュリティの重要性が高まっています。そうした中、組織は(特にクラウド分野において)新しいITシステムの導入と維持を積極的に進めていますが、コンサルティング会社マッキンゼーは同社の記事で、「パブリッククラウドにはメリットがあるが、サイバーセキュリティに対する恒常的な懸念が、企業のクラウドへの業務移行を阻害する要因になっている」と述べています。
SOC 2 Type IIにより、MarkLogicのクラウドサービスは第三者監査機関の検証を受け、MarkLogicはミッションクリティカルデータの処理において信頼できるクラウドプロバイダであると評価されました。MarkLogicのクラウドは、サイバーセキュリティの心配をせずにクラウドへの移行を積極的に進めることができます。
SOC 2 Type IIレポートは非公開ですが、MarkLogicと機密保持契約をご締結いただければご提供いたします。報告書のコピーをご希望の場合は、MarkLogicにお問い合わせください。当社のセキュリティ担当者がご連絡いたします。
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MarkLogic 11より、MarkLogicデータベースのビューに対して実行できるGraphQLクエリが使えるようになりました。これにより、ますます人気が高まっているGraphQLに興味がある方、またはすでに使用している方が、このクエリ言語を使ってMarkLogicに対して安全にクエリを実行できるようになりました。
もうコンポーネントをつなぎ合わせて時間を無駄にする必要はありません。MarkLogicは、マルチモデルデータベース、検索、セマンティックAI技術の機能を1つのプラットフォームに一元化し、マスタリング、メタデータ管理、政府レベルのセキュリティなどを提供しています。
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