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従業員リソースのデジタル管理を改善するため、過去5年間で200億ドル以上が人事テクノロジーに投資されてきました。しかし、大規模な組織の多くは、いまだに迅速なインサイトの獲得やデータに基づく意思決定に必要な情報を得ることができず苦慮しています。最新のDeloitte Global Human Capital Trends調査によれば、回答者の65%が、組織の人事テクノロジーは組織の目標の達成には不十分である、または何とか許容できる範囲でしかないと回答しています。

人事担当者と事業経営者にとって、このような課題の多くは、データの統合とガバナンスが不十分なために適切な人材分析ができないことが根本原因となっています。以下の特徴がある組織には、同じことが当てはまる可能性があります。

  • 戦略的に人員配置を決定する際のインサイトが限られている
  • 人材の思い切った改革や従業員のモチベーションの維持に苦慮している
  • 規制やプライバシーの要件の変化に追いつくことが難しい

この記事は、これらの課題のいずれか(またはすべて)に直面している、または迅速な移行によってメリットが得られる組織に向けたものです。本記事では、このような問題が生じる理由と、大規模な多国籍メーカーがMarkLogicのデータハブを使用してどのようにこの課題を克服したかを説明します。

根本原因:断片化された人事データのサイロ

多くのIT部門は複数のソフトウェアシステムやアプリケーションに投資して、人事部門が管理上の非効率的な部分を改善できるように、従業員と管理者向けのセルフサービスと人事レポートを提供してきました。この結果、システムアーキテクチャは下の図のようなばらばらのテクノロジーとデータサイロだらけになりました。

人事専門のアプリケーションをインストールしても、人事データのユーザ(人事担当者、マネージャ、データサイエンティスト、システム開発者)は、拡大するビジネスの人材需要を管理するために必要なデータを簡単に見つけられるようにはなりません。例えば、短期の革新的なプロジェクトをサポートするスキル、知識、関心を持ち、アサインできる状態にある従業員を探すとします。多くの場合、長い時間をかけて複数のシステムとデータソースの情報を組み合わせることが必要となるため、多忙な人事担当者の貴重な時間と労力が無駄になります。

MarkLogicの経験では、現在も続くこのような課題は、断片化された人事システムとデータセットの統合、キュレーション、およびハーモナイズに使用されるシステムとプロセスが根本原因となっていることがよくあります。人事システムとシステムを使う人の効率は、情報アプリケーションに入力されるデータの有効性にかかっています。

データソースの追加や更新、他のデータとのハーモナイズが必要となる一方で、下流の人事システムにはデータを迅速に提供しなければならない場合によくボトルネックが生じます。新しいデータソースには新しいスキーマや非構造化データフォーマットが含まれていることが多いため、従来のリレーショナルモデルと統合のアプローチに容易に当てはめることができません。こういったケースには、マルチモデルデータベースのデータハブが最適です。データハブは、柔軟性と拡張性が極めて高いアプローチによりすべての人事データを統合すると同時に、セキュリティとトランザクションの一貫性といったエンタープライズ要件も満たすことができます。

データハブによる人事データアーキテクチャの最適化

組織の効率に関するビジネス上の要件を満たすための最初の一歩は、正規と非正規の従業員、契約社員、候補者を含めた人材と、配置および職務要件の詳細を信頼性の高いビューで確認できるようにすることです。人材データの全体像を見ることが、分析の実行やより良い人事アプリケーションを構築するための基盤となります。しかし、多くの組織にとって、信頼性の高いビューを得ることは難しい課題です。それは驚くにはあたりません。大規模な組織には、最大で75種類の人事システムと業務システムがあり、一般的な人事部門では、1人の従業員について400以上のデータ要素があるからです。

MarkLogicデータハブプラットフォームが、常に変化している新しいデータ要件に対処するために自社のデータアーキテクチャをモダナイズする必要に迫られた大企業に採用されているのはこのためです。

顧客事例:GDPRコンプライアンスに対応した従業員の全体像の構築

従業員数が13万人を超える大規模なある多国籍メーカーは、以前からMarkLogicを使用されていました。このお客様は、各部門と従業員にとっての使いやすさとGDPR(一般データ保護規則)要件への適合を同時に実現するために、全従業員のデータの全体像を必要としていました。IT部門には、従業員データ、福利厚生、給与、人事評価を分かりやすく示すビューと、GDPR対応のための最新のアプローチを人事責任者に提示しなければならないという強いプレッシャーがありました。

この企業は、MarkLogicデータハブを使用することで、人材のスキル、査定、認定、給与の情報を検索可能なポータルを迅速に構築することに成功しました。このポータルは、全従業員のデータについてGDPRに準拠しています。ここで重要なのは、このデータハブプラットフォームにより、ビジネス上の様々なリクエストに対応するセキュアなAPIセルフサービスレイヤーを通じて、キュレーションされたすべての人事データを提示できるようになったという点です。

MarkLogicデータハブを使用することでこのメーカーが解決したビジネス要件と問題点は以下のとおりです。

  • 100以上のアプリケーション用の数百のインターフェースがあるために、高コストで非効率的なERPシステムアーキテクチャを最適化
  • クラウドでの分析、規制、レポート作成に対応できる柔軟性とガバナンス
  • パフォーマンスの問題を生じさせずに人事データやその他のデータ量の増加に対応する機能性
  • 人事データの質、トレーサビリティ、個人データ保護の向上
  • ERPベンダーへの過度の依存(ベンダーロックイン)の軽減

よりアジャイルで、文書化されたセキュアな人事データのプロセスのおかげで、開発者はより効率的に新規アプリケーションを構築し、変化するビジネス要件に対応できるようになりました。人材の全体像からより迅速にインサイトが得られるため、人事部門は会社のデジタル変革においてアドバイザの役割を果たせるようになりました。

MarkLogicデータハブプラットフォームで人事データからより速く価値を引き出す

組織を効率化するには、結果が出るまでの時間を短縮できる単一のデータプラットフォームが必要です。データの処理にあたって、信頼性の高い人事データのビューを提示するために必要なすべての機能がプラットフォームから提供されるため、開発者の生産性が向上します。

MarkLogicは、サイロ化されたデータの統合に最適なデータプラットフォームとして大手企業に信頼されています。人事データから、より迅速に価値を引き出すことができます。クラウド向けに構築された、完全に統合されたシンプルな単一のプラットフォームです。データをそのまま読み込み、エンリッチしてハーモナイズできるため、従来の方法よりも迅速で、対費用効果に優れています。

詳細はこちら

MarkLogicデータハブによって人事データのサイロを解消して人材に関するインサイトと組織の機能を向上させる方法については、人事部門:人材データ処理の改善をご覧ください。

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