Thieme

Thiemeは、受賞歴のある国際的な医療および科学系出版社として、125年以上にわたり医療専門家、学生、科学者にサービスを提供しています。また、臨床診療における最新技術のプロモーション、最新の科学研究や発見に関する書物の出版、医学教育の支援を行っています。同社が出版する書籍、ジャーナル、電子製品は、品質の高さとメッセージ性のある内容で知られています。Thiemeは、毎年450冊の書籍に加えて、15冊を超える医療および科学ジャーナルを印刷および電子形式で出版するとともに、さまざまなオンライン製品を提供しています。

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課題

Thiemeは科学系出版社として、新しいコンテンツやデータをほぼ継続的にアップロードしているため、アジャイルなデータ管理、ストレージ、コンテンツのリッチ化、配信を可能にするデータベースソリューションを必要としていました。競争が激しい業界の中堅企業であるThiemeは、高度なアノテーションやリッチ化されたコンテンツを配信し、クエリ手法のトレーニングや高度な知識がなくても、正確な情報を簡単に見つけられるようにする必要があります。Thiemeは特に次の課題に直面していました。

複雑で大量のデータの統合と管理:Thiemeの数百万件にのぼる医療と科学に関する文書、画像、グラフィックスは多数のデータサイロに分散し、さまざまな形式で提供されていました。そのため、製品開発や投入はもっぱら人力に頼っていました

競争の厳しい市場:Thiemeが国際競争で生き残るためには、 GoogleやYahooのような無料検索サービスを提供するだけではなく、高度なアノテーションやリッチコンテンツをさまざまなユーザーが検索してアクセスできるプラットフォームを速やかに提供する必要がありました

パフォーマンスと拡張性:開発の基礎となる標準プラットフォームや言語が存在しなかったことから、さまざまなサイロに分散するThiemeのデータや製品を拡張することは、極めて煩雑で根気のいるプロセスでした。IT部門は新製品を構築するその都度、ゼロから始めなければなりませんでした

コスト:Thiemeは技術的な開発において賢明で予測可能な投資を行い、テクノロジーにかけたコストを回収する必要がありました


ソリューション

Thiemeは構成、統合、保管ストレージ、配信など、あらゆるデータ管理の基礎として、MarkLogicの基幹業務に対応したエンタープライズNoSQLデータベースを選択しました。豊富なコンテンツをユーザーが効率的に検索できるようにするために、ThiemeはMarkLogicのセマンティック機能を活用してテキストのエンリッチメントと詳細設定が可能な検索機能を実装しました。これにより、ユーザーはリアルタイムでテキスト検索が実行できるようになりました。MarkLogicは次のような20種類以上のThieme製品で利用されています。

eRef:フルテキストの情報とグラフィカルな情報を統合した、極めて高度な臨床医師支援情報システム

Science of Synthesis:有機化学反応、合成手法、実験手順の解説をフルテキストで提供する、合成有機化学の手法に関する唯一のリソース

eNeurosurgery:神経外科医向けの極めて高度な情報サービス

当社の目標は、世界中の科学者や医師が研究結果を出版したり、専門分野の知識を高めたり、患者をより速やかに診断したりする際に最適なリソースとなることです。Thiemeがこの目標を達成する上で基盤としたのはMarkLogicのエンタープライズNoSQLデータベースでした。

Guido Herrmann氏、Thieme Publishing Group、代表取締役

MarkLogicを選ぶ理由

あらゆるデータを管理し統合するプラットフォームとしてMarkLogicのエンタープライズNoSQLを利用することで、Thiemeは数千件にも及ぶさまざまなソースからの100万点を超える膨大な文書や画像を構成、構造化、統合し、電子形式の総合的な参照製品群に集約しました。これにより、ターゲットとするユーザーに対して関連データを簡単に抽出して提供することが可能になりました。また、1つのアプリケーションのモジュールを次の新しいアプリケーションに再利用できるため、既存の機能を活用して、一度に複数の新製品を開発できるようになりました。

価値創出時間の短縮:以前は新製品の開発に数年かかることもありましたが、MarkLogicで開発や導入プロセスを標準化したことで、数か月で済むようになりました。MarkLogicではIT部門は単一の共通標準プラットフォームを使用するだけで新製品を構築して展開したり、製品間でのモジュールを再利用したりできるため、ごく短期間で使いこなすことができるようになります

低コストで収益が増大:Thiemeは、さまざまな顧客グループのニーズに合った新製品の開発にコンテンツを簡単かつ迅速に再利用することで、開発の時間とコストを削減しました。MarkLogic導入以降のここ数年間で20種類の新製品を開発しました。これらの製品はThiemeの今後10~15年間の新たな収入源となるデジタル製品やサービスの基礎となっています

リスク管理:Thiemeの内部にMarkLogicの機能と知識の基盤が確立されていたため、開発や展開のプロセスがより予測しやすいものとなっています

ユーザー体験の向上:ThiemeのGUIとMarkLogicの直感的な検索やセマンティック機能により、ユーザーはリアルタイム検索を行って目的に合った結果や的確な結果を得られます。1秒もかからずに的確な結果が見つけ出されて評価され、ユーザーにはインタラクティブリストとして表示されます。また、ThiemeはMarkLogicの検索エンジン機能により、顧客グループの嗜好に従って検索を微調整することができ、さまざまな利用者層に応じた高精度の検索を実現しています。

導入事例

ALM
American Psychological Association
American Society of Agronomy
Bowker
Broadridge
BSi Group
CABI
Codifyd
Condé Nast
CQ Roll Call
De Gruyter
EBCONT
Elsevier
Fairfax County, Virginia
Federal Aviation Administration
グローバルなNPO
Hannover再保険
Healthcare.gov
HEROLD.at
Informatics Corporation of America
Institute of Engineering and Technology
Institute of Physics
投資銀行
投資銀行(大手1行)
投資銀行(大手5行)
JWG Group
Klopotek
Lagardère Active
M*Modal
Mitchell 1
MVB
National Archives & Records Administration
OECD Publishing
Oxford University Press
Press Association
Princeton Theological Seminary
Reed Business Information
Royal Society of Chemistry
RSuite CMS
Springer
Thieme
Triumph Learning
University of Virginia
Warrior Gateway
Wiley
Yell.com