Reed Business Information

Reed Elsevierの子会社であるRBI(Reed Business Information)では、世界中のビジネスの専門家がさまざまなコミュニケーションチャネルや情報チャネルにアクセスできる卓越したサービスを提供しています。RBIの主要な目標は、雑誌や名簿から会議や市場調査まで、さまざまな業界の企業に優れた情報サービスを提供することです。

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課題

RBI Franceでは、コンテンツの変換と制作プロセスの課題に苦心していました。これは、コンテンツが企業の最大の資産となる出版業界にとっては重要な問題です。RBI Franceでは、コンテンツにタグとインデックスを付けるXMLの機能はすでに熟知していましたが、このようなコンテンツをうまく再利用できないことが多々ありました。また、雑誌コンテンツのコンテンツリポジトリとしてSQLServerデータベースを利用していました。コンテンツを出版用に再利用するにはXMLにエクスポートして処理する必要があり、データベースに再保存するには、XMLから再度エクスポートする必要がありました。このプロセスは面倒で時間もかかり、トランザクションエラーも発生しやすく、管理も難しいものでした。

RBIの主な技術課題はコンテンツのXML変換でしたが、XMLデータベースだけで解決できるものではありませんでした。RBIが必要としていたのは、一元管理されたXMLリポジトリをすべての出版業務の主要なコンテンツソースとして活用する、エンタープライズ仕様のCMS(コンテンツ管理システム)です。そのためには、フランスの出版社の書籍、雑誌、Webサイト、アプリケーション、パートナーサービスの制作とコンテンツ管理を迅速かつ簡単にするワークフロー機能をCMSに導入する必要がありました。 また、編集者がよく利用するAdobe FramemakerやInDesignなどのデザインツールとのシステム互換性も求められます。最終的な目標は、データベースプロバイダとの長期的なパートナーシップであり、双方に利益をもたらすことでした。


ソリューション

RBI Franceでは、信頼できる地元のITソリューションプロバイダの1つである4Dconceptに任せることにしました。この企業は、報道や出版業界向けのマルチチャネル出版に必要な知識を持っています。4Dconceptでは数週間でMarkLogicの統合を習得し、6か月のパイロットプログラムを実施して、RBI Franceの将来の編集用CMSの基盤を構築しました。このソリューションはXMSと呼ばれ、RBI Franceの他のコンテンツの制作も可能です。XMSはコンテンツの構造に制限がなく、フォーマットに関係なく効率的なタグ付けやインデックス化が可能です。XMSにより、RBI Franceではメディアタイプに制約されることなく、すぐにコンテンツを再利用できるようになりました。記事の中のたった1語が変更された場合でも、すべての引用文献に自動的に反映できます。コンテンツはXML形式で保存され、変換する必要もないため、正確で迅速な処理が可能になり、常に最新の状態になります。

パイロットプロジェクトの完了後、RBI Franceでは、成功の度合いを3~4か月をかけて分析しましたが、このプロセスにより、組織全体にXMSを大規模に展開するためのベストプラクティスが得られました。その結果、RBI Franceでは、オリジナルの制作プロセス(新しいコンテンツをWebから印刷媒体に変換する)の逆のプロセス(印刷媒体からWebに変換する)が可能になりました。このようなワークフローの変換により、編集者はメディアに制約されることなくXMLでの出版が可能になりました。新しいコンテンツでもWebに瞬時に表示できるようになり、利用者やパートナーに付加価値サービスを提供できるようになりました。

当時の世の中には、完全なXMLデータベースの数が少なく、選択肢も限られていました。その中でもMarkLogicは最適なソリューションの1つでした。 MarkLogicは、XMLコンテンツを新しいカスタムサービスに再利用するという独自の要件に対応し、Oracleなどのリレーショナルデータベースよりも明らかに優れていました。

Sébastien Chelin氏、Reed Business Information France、情報システム担当ディレクター

まとめ

RBI FranceのXMSへの投資は効果がありました。制作プロセスの効率化により、デジタルコンテンツの再利用とリパッケージが可能になり、価値の高いサービスをパートナーに提供できるようになったのです。また、社内や社外に関係なく、革新的な製品を簡単かつ低コストで導入できるようになったため、動的に更新されるカスタムコンテンツなどの新たなサービスを提供できるようになりました。実際、RBI Franceの主要な顧客の中には、RBIのコンテンツを活用して新しい監査ガイドを制作し、自社のWebサイトに迅速に公開できるようになった企業もあります。

XMSは、2008年10月にパリで正式に発表されました。 RBI France、4Dconcept、MarkLogicでは、パートナーシップをこれからも継続し、XMSの開発と進化を進めていきます。

導入事例

ALM
American Psychological Association
American Society of Agronomy
Bowker
Broadridge
BSi Group
CABI
Codifyd
Condé Nast
CQ Roll Call
De Gruyter
EBCONT
Elsevier
Fairfax County, Virginia
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グローバルなNPO
Hannover再保険
Healthcare.gov
HEROLD.at
Informatics Corporation of America
Institute of Engineering and Technology
Institute of Physics
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