Mitchell 1

Mitchell 1®は、自動車業界のプロフェッショナルの日常業務を簡素化して、仕事をやりやすくすることを目的にした情報ソリューションを提供するリーディングプロバイダとして、ほぼ1世紀の歴史を誇ります。Mitchell 1は自動車修理サービスを通じて、修理時間と見積金額どおりに修理を実現するための、高品質で対話型の専門的アドバイスを提供します。


課題

Mitchell 1は、オンラインリソースやCDを使ったシステムさえなかった頃、修理工場向けに厚さ5センチもの紙マニュアルを発行していました。当時は1冊のマニュアルがほとんどの種類の自動車で利用されていました。ある年のすべての自動車モデルで使用されているエンジンが1つだったからです。しかし自動車が複雑になるにつれて修理するためのドキュメントも複雑になり、さらにファイルの整理も難しくなりました。2000年製トヨタハイランダーのパワーウィンドウを修理する方法を見つけることは、干し草の中で縫い針を見つけるよう事のように困難なものでした。 2001年にMitchell 1は、顧客がより迅速に自動車を修理できるように、索引が付き、記事別に整理された対話型のオンライン版マニュアルに移行しました。

Mitchell 1はオンラインシステムによって、修理情報の利用を簡素化できました。しかし、オンラインマニュアルはリレーショナルデータベースを利用していたため、増え続けるさまざまな種類のデータを解釈、統合、配布するための手間も増え続けました。しかしMitchell 1は、そのデータを統合し、競争上の優位性に変えるチャンスととらえ、ビジネスをテクノロジープロバイダからコンテンツプロバイダに転換しました。またMitchell 1のチームは、親会社Snap-on®のツールの価値を向上させるため、データをどのように活用するかについてビジョンを持っていました。 Mitchell 1はこの目標を達成するために、次の課題に取り組む必要がありました。

複雑なデータ管理と統合。次のような複数の場所にある複数の形式(テキスト、画像、ビデオなど)のデータを統合します。

  • 28のメーカーからのマニュアル、リコール指示、サービス業務広報
  • 全国の自動車修理プロフェッショナルからの専門的アドバイスのリポジトリ
  • 拡大を続けるオンラインサポートコミュニティ
  • 何億件もの修理依頼

柔軟性のないアーキテクチャ。 Mitchell 1は、データの種類と量が増え続けるとやがて、リレーショナルデータベースによるデータ統合に多大な時間とコストがかかることに気付きました。

市場勢力図。Mitchell 1は、業界におけるリーダーシップを維持し、常にライバルをしのぐために、最新で精度が高く、すばやく検索できる、広範囲の修理情報の提供が必要でした。


ソリューション

Mitchell 1は、既存のデータ統合および管理の課題を解決するため、また新しい収益促進サービスと製品強化の基盤を提供するため、MarkLogic®データベースを採用しました。MarkLogicデータベースにより、次のMitchell 1サービスが強化されます。

  1. ProDemand®。フルOEM修理、見積もり、保守、実際の経験に基づく情報を、1つの使いやすい商品として提供します。また、自動車サービスの専門家が、より速くより正確に作業できるように構築されています。MarkLogicデータベースでは、ProDemandの1Search™機能も強化されます。この機能では、検索プロセスを簡素化して、分類された総合的な修理情報が使いやすい画面で提供されます。
  2. SureTrack®。情報と専門知識が一意に組み合わされたオールインワンの診断情報リソースです。これを利用することで自動車修理工場は、診断から修理完了まで、正確性と効率性を向上できます。

また、Mitchell 1のMarkLogicデータベースのデータの一部は、ハンドヘルドの診断プラットフォームで利用します。

MarkLogicデータベースは当社にとり、競争相手とのさらなる差別化を図ることができるセマンティックのような有益な新機能を絶えず提供してくれる、強力なツールです。複数の拡大していくソースから有益な情報を集め、分散したデータ内の点と点を結んで、お客様からのすべての質問に1か所で答えることができます。 これにより、お客様が自動車を迅速に修理できるようにサポートするという最終目標を達成できます。

Mitchell 1、製品開発部門シニアディレクター、Jeff Grier氏

MarkLogicを選ぶ理由

Mitchell 1は、MarkLogicデータベースを利用することで、何億件もの修理依頼を統合する一方で、検索可能な広範囲のサービス情報、修理情報、診断情報を数秒で技術者に提供しています。 Mitchell 1は、最適化されたデータベースから新しい機能とサービスを提供することで、市場シェアを拡大することができるようになりました。MarkLogicでMitchell 1は次のことを実現しました。

価値創出時間の短縮:MarkLogicデータベースの柔軟性により、Mitchell 1は新しい機能をより迅速に展開することができるため、以前のプラットフォームでは1年に1、2回だった機能強化を、2週間ごとに行うことができるようになりました。コンテンツは自動的にMarkLogicデータベースにロードされ、MarkLogicセマンティックによりさまざまなデータソースがリアルタイムに補強されるため、修理工場は、正確かつ包括的で最新のコンテンツを利用できます。

顧客満足度の向上による収益の増加:ProDemandでは、MarkLogicのビルトインの検索機能とセマンティック機能を利用して、1秒以内に結果を出し、OEM、修理依頼、ユーザーコミュニティのコンテンツを統合して、正しい情報を適切な人に提供しています。その結果、修理工場は自動車の診断および修理を迅速に行い、リピートビジネスと顧客ロイヤルティを実現しています。また、MarkLogicデータベースは、世界中の修理工場で使用されている、ハンドヘルド診断ツールのユーザビリティ向上にも役立ちます。ツールを特定の自動車にプラグインすると、Mitchell 1からすべての関連情報がすばやく出力され、迅速かつ正確な診断が可能となります。

コストの削減: 修理情報の統合と配信の簡素化により、間接費が削減され、修理工場の生産性が向上します。さらにMarkLogicではデータを「そのまま」読み込むため、手動によるデータ変換の必要性が大幅に軽減されます。

導入事例

ABN AMRO
ALM
American Psychological Association
American Society of Agronomy
Bowker
Broadridge
BSi Group
CABI
Codifyd
Condé Nast
CQ Roll Call
De Gruyter
EBCONT
Elsevier
Fairfax County, Virginia
Federal Aviation Administration
グローバルなNPO
Hannover再保険
Healthcare.gov
HEROLD.at
Informatics Corporation of America
Institute of Engineering and Technology
Institute of Physics
投資銀行
投資銀行(大手1行)
投資銀行(大手5行)
JWG Group
Klopotek
Lagardère Active
M*Modal
Mitchell 1
MVB
National Archives & Records Administration
NBC Universal
OECD Publishing
Oxford University Press
Press Association
Princeton Theological Seminary
Reed Business Information
Royal Society of Chemistry
RSuite CMS
Springer
Thieme
Triumph Learning
University of Virginia
Warrior Gateway
Wiley
Yell.com