M*Modal

M*Modalは医療技術のプロバイダとして業界をリードする存在であり、高度な臨床ドキュメントソリューションを提供しています。臨床ドキュメントやワークフローコラボレーションに対応した次世代の臨床情報ソリューションを病院と医師に提供しており、確かな実績を上げています。また、米国最大の臨床記録サービスプロバイダとして、クラウドベースの高度なSpeech Understanding™技術とデータ分析も提供しており、医師は診療記録から患者の状態を把握し、ドキュメントのデータを利用して生産性と患者ケアの品質を改善できます。

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課題

M*Modalでは医師が診療記録の豊富なドキュメントを収集して、大規模でリアルタイムに活用できるようにするというビジョンを掲げています。ただ、データの特性により、従来のリレーショナルデータベースではM*Modalのビジョンに対応することは不可能でした。M*Modalの経営陣はこのようなサービスを医療分野に売り込むには、次のような厳しい要件を満たす必要があると考えていました。

セキュリティとトランザクションの整合性: M*ModalではPHI(保護対象保健情報)とHIPAA(米国における医療保険の相互運用性と説明責任に関する法令)の医療記録の安全性と正確性に関する要件を満たすことに加えて、患者データを紛失しないようにすることも求められます。患者データが失われると医療ミスや診療報酬の損失につながり、最悪の場合は人命が失われることもあります。 また、患者データへのすべてのアクセスをユーザーやグループ別に制限し、不適切なアクセスがあった場合に監査できるようにすることも必要でした

パフォーマンスと拡張性: M*Modalの設立者は、ドキュメントとデータタイプは増加と変化を続けるものであり、最終的に数百万のドキュメントと数万人の同時アクセスユーザーに対応できるインフラストラクチャが必要になると考えていました。たった1人の患者でも、ドキュメントには数万件のデータポイント(検査報告や看護記録など)が記録されます。医療サービス提供者は、これらのドキュメントにアクセスして分析する必要がありますが、このようなデータソースは行と列に整然とまとめられているわけではありません

アジャイル性と柔軟性: M*Modalが必要としていたのは各種ソースから収集したテラバイト単位のデータを処理できるデータベースでした。また新しいデータソース、サービス、機能を迅速かつシームレスに取り込むことができるアーキテクチャも必要でした。これにより、診察時に医師が重要情報にリアルタイムにアクセスできるようになります

強力な関連検索: 例えば患者に糖尿病の可能性があることを医師が確認する必要がある場合、正確な診断を行うには患者の病歴、家族の既往歴、食事内容、運動などの情報を確認するす必要があります。そのような時、M*Modalの高度な検索機能によって適切な診療が可能になり、正確な結果で時間も節約できます

リレーショナルプラットフォームでは、M*Modalが必要とするアプリケーションを構築できないことがわかりました。従来の技術では大規模なデータセットを構造化しようとしても、検査報告などの膨大な患者情報にアクセスして分析することはできませんでした。MarkLogicを導入することで、複雑な課題や問題でも解決できるようになり、高品質な患者ケアを提供できるようになりました。

Aaron Brauser氏、M*Modal、ソリューション管理担当副社長

ソリューション

M*Modalでは、プライベートクラウドで実行されているMarkLogicエンタープライズNoSQLデータベースプラットフォーム上にソリューション全体を構築していますが、特に次の用途でMarkLogicを利用しています。

  • トランザクションの整合性を目的としたACIDの準拠
  • 患者データを効率的に見つけるための検索とクエリ
  • 迅速な応答時間を可能にするパフォーマンス
  • 数テラバイトに及ぶデータと、増加する同時ユーザーの管理に対応した拡張性
  • 複数のソースから取得した各種データを、簡単に処理できる柔軟なデータモデル
  • 医療と政府レベルのセキュリティ

利点

M*Modalでは、現在1,000を超える病院システムと数千人の同時ユーザーをサポートしており、36,000件のクエリと数百万件の診療記録のドキュメントを毎日処理しています。その中で最も注目すべき点は、M*ModalとMarkLogicの連携により、病院と医師はコストを抑えながら診療効果を向上させていることです。

診断時間を短縮して収益を向上: M*Modalでは 、MarkLogicのアジャイル性によりグローバルな問題への適応、新たなサービスの迅速な展開、健康不安や流行性疾患への対応が可能になりました。例えばアメリカでは、2014年にエボラ危機などの事態が発生しましたが、M*Modalではエボラ熱の診断(高熱や旅行歴などの識別データポイント)に役立つサブスクリプションベースのアプリを開発できました。このアプリはサブスクリプションとクラウドをベースとしたサービスのため、病院、大学、研究機関などの複数のユーザーがボタン1つでサービスを利用できるマルチテナント環境をサポートできました。

データ利用と顧客満足度を確立: M*Modalでは現在、数百万人の患者のドキュメントを瞬時に検索できるように管理しています。また、発生した新情報を迅速に取り込み、統合、提供することで情報の有効利用や、ICD-9からICD-10への移行、EMR(電子診療記録)などの課題にも対応しています。M*ModalとMarkLogicでは、データ統合によりM*Modalの音声認識技術の価値を向上していますこれによりM*Modalでは、医師の診察記録の収集だけでなく、関連する患者情報の検索と患者記録への追加が可能になり、正確で迅速な診断を実現しています。

医療レベルのセキュリティとアジャイル性を実現: M*Modalの成功には最高レベルのセキュリティが不可欠ですが、セキュリティプロトコルは事業革新の妨げになる場合もあります。この問題をMarkLogicで解決しました。プラットフォームに最高レベルのセキュリティを構築してユーザー単位で実行権限を管理することで、患者に対応するすべての医療スタッフが重要情報を患者の記録に追加したり、システム担当者が診療報酬関連の情報などにアクセスしたりできるようになりました

導入事例

ABN AMRO
ALM
American Psychological Association
American Society of Agronomy
Bowker
Broadridge
BSi Group
CABI
Codifyd
Condé Nast
CQ Roll Call
De Gruyter
EBCONT
Elsevier
Fairfax County, Virginia
Federal Aviation Administration
グローバルなNPO
Hannover再保険
Healthcare.gov
HEROLD.at
Informatics Corporation of America
Institute of Engineering and Technology
Institute of Physics
投資銀行
投資銀行(大手1行)
投資銀行(大手5行)
JWG Group
Klopotek
KPMG
Lagardère Active
M*Modal
Mitchell 1
MVB
National Archives & Records Administration
NBC Universal
OECD Publishing
Oxford University Press
Press Association
Princeton Theological Seminary
Reed Business Information
Royal Society of Chemistry
RSuite CMS
Springer
Thieme
Triumph Learning
University of Virginia
Warrior Gateway
Wiley
Yell.com