CMS(Centers for Medicare and Medicaid Services)

HHS(アメリカ保険福祉省)のCMSでは、2010年の医療費負担適正化法の成立を受けて、数百万人のアメリカ人を新しい医療制度に登録するための技術プラットフォームを設計、構築、導入する必要がありました。CMSの展望は、コスト削減も可能にする効率的な優れたツールとシステムを活用して、すべてのアメリカ人が医療保障を受けられるようにすることでした。

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課題

CMSでは、HIM(医療保険市場)とDSH(データサービスハブ)を開発する必要がありました。これが実現すれば、数百万人のアメリカ人が保険に申し込むことができるようになり、数十の連邦政府および商用のデータソースで適格性を確認したり、州の保険取引所に接続したりできるようになります。これは、このような種類のITプロジェクトに米国政府が取り組んだ最初のケースであり、CMSでは、次のような難しい課題を解決する必要がありました。

時間の制約が厳しい: ACA(医療費負担適正化法)により、CMSでは2013年10月1日に運用を開始する必要がありました

セキュリティ要件が厳しい: どのようなソリューションを選んだ場合でも、CMSは連邦政府が求めるトランザクションの整合性、信頼性、 災害復旧、セキュリティ、監査機能を提供する必要がありました

複数のデータソース: システムに求められたのは各州、保険会社、政府機関からの膨大なデータから、国土安全保障省、国内歳入庁、社会保障局、退役軍人局などさまざまな申請者の適格性状況を評価できるようにすることでした

不明なデータ仕様: 大規模な導入ではよくあることですが、開発の開始時には、データ仕様はまだ決定されていませんでした。保険会社や参加している州を原因とする変化要因も多かったため、データベースには、常に発生する変更と進化するスキーマへの対応が求められました

拡張性: CMSでは、全米の51の地域(各州とワシントンD.C.)にまたがる個人向けの市場を最初から意識していました。CMSが必要としていたのは、費用対効果に優れた汎用的なコモディティハードウェアで迅速な拡張を実現でき、あらゆる要求に対応できる技術でした


ソリューション

CMSではソフトウェアの導入から運用開始まで18か月で完了する必要があり、このようなスケジュールに対応する拡張性とアジャイル性を実現するには、MarkLogicエンタープライズNoSQLデータベースプラットフォームが最適であるとの結論に達しました。従来のリレーショナルデータベースでは、このようなプロジェクトを完了するのにあまりにも長い時間がかかってしまうことを認識していたのです。

MarkLogicのスキーマに依存しないデータモデルでは、データをそのまま取り込み、新しいデータソースの追加や、政策や規制の変更に合わせて適合させられるため、厳しいスケジュールにも対応できます。

MarkLogicは、 膨大で複雑な情報を処理し、同時にACID準拠のトランザクションを実行できる唯一のプラットフォームです。

政府は約750万ドルを新しいハードウェアに投資してMarkLogicインスタンスを実行しようとしていましたが、MarkLogicではそうしないように提案しました。当社では、既存の仮想サーバー、NAS、インフラストラクチャでも適切に構成すればMarkLogicを運用できると確信していました。実現できたことからも、その推察が正しいことが証明されました。

Jon Bakke、 MarkLogic、上級副社長 ワールドワイド事業運営担当

MarkLogicを選ぶ理由

実稼働までの時間を短縮: MarkLogicにより、CMSはHealthcare.govサイトをわずか18か月で運用開始することができました。 MarkLogicでは、 Webサイトの運用開始からわずか5か月で、1秒あたり5,500件を超えるトランザクション(データベースへのTPSバックエンドトランザクション)の処理が可能になり、800万人を超える健康保険の申し込みを実現しました

驚異的なパフォーマンスで優れた拡張性を実現: MarkLogicは、160,000人の同時ユーザーをサポートし、99.9%を超える可用性を実現しました。99.99%を超えるクエリで0.1秒未満の応答時間を達成しており、データの損失や不整合も発生していません

Healthcare.govユーザーにシームレスなオンラインショッピングエクスペリエンスを提供: CMSでは、MarkLogicのスキーマに依存しないデータモデルにより、データを「そのまま」管理して統合できるようになったため、複数の州、政府機関、保険会社からのデータや、全米の数百万人の個人情報を記録する必要がなくなりました。これにより、システムでの加入資格の審査が可能になり、最適な健康保険とオプションを提供できるようになりました

ユーザーの機密情報の管理と統合に対する信頼性: MarkLogicの基幹業務、エンタープライズの要件に対応したNoSQLデータベースプラットフォームでは、政府レベルのセキュリティ、ACIDトランザクション、高可用性/災害復旧など、従来のデータベースで対応していたエンタープライズ機能を犠牲にする必要はありません。また、NoSQLのスキーマに依存しないドキュメントモデルを最大限に活用することで、構造化されていない混合データを処理できるようになります

導入事例

ABN AMRO
ALM
American Psychological Association
American Society of Agronomy
Bowker
Broadridge
BSi Group
CABI
Codifyd
Condé Nast
CQ Roll Call
De Gruyter
EBCONT
Elsevier
Fairfax County, Virginia
Federal Aviation Administration
グローバルなNPO
Hannover再保険
Healthcare.gov
HEROLD.at
Informatics Corporation of America
Institute of Engineering and Technology
Institute of Physics
投資銀行
投資銀行(大手1行)
投資銀行(大手5行)
JWG Group
Klopotek
KPMG
Lagardère Active
M*Modal
Mitchell 1
MVB
National Archives & Records Administration
NBC Universal
OECD Publishing
Oxford University Press
Press Association
Princeton Theological Seminary
Reed Business Information
Royal Society of Chemistry
RSuite CMS
Springer
Thieme
Triumph Learning
University of Virginia
Warrior Gateway
Wiley
Yell.com