American Society of Agronomy

ASA(アメリカ農学会)は、農業政策と研究に取り組む著名な国際科学団体です。ASAの会員は、天然資源の保護と適性活用による食糧、飼料、繊維作物の生産に取り組むほか、環境の保全と改善にも尽力しています。この目的を達成するため、複数の学術誌、刊行物、書籍の制作と出版を行っています。紙媒体だけでなく、オンラインやモバイルアプリケーションでも提供しています。

ケーススタディのPDFをダウンロード »


課題

どのような組織でも資金は重要ですが、非営利団体にとってはなおさらです。ASAは、学問かつ実践としての農学の発展を支援する理系学会です。その使命を果たすために、研究に基づく質の高い出版物を出版しています。収益はすべてこの目的に使われるのですが、予算の大部分はテクノロジーに費やされています。

ASAの目標達成の中核となるのが、学術誌です。これは情報提供の手段であるだけでなく、大きな収入源にもなっています。十種類以上の学術誌や雑誌に加えて、書籍も年数冊出版しています。学術誌をwebサイトで、また書籍をePublishingプラットフォームで提供していましたが、その利用料が高いため、他のシステムの検討を余儀なくされました。

ASAは、低コストかつ高速な技術を探しました。出版に特化した他社のコンテンツ管理システムも検討しましたが、開発プロセス全体を自社で管理することにしました。

MarkLogicにより、年間150,000ドルが削減されます。 これは出版社にとっては莫大な金額です。特にASAのような非営利団体にとってはなおさらです。

Ian Popkewitz氏、ASA、ITおよび業務担当ディレクター

ソリューション

ソリューションの選定において、ASAはオープンソースには懐疑的でした。初期コストは魅力的ですが、導入には予想不可能なサービスやコンサルティングが多数必要になるからです。また、オープンソースではサポートが課題になります。そのため、他の業種と同様に、困ったときは夜中の2時でも実績のある製品サポートチームに連絡できるという安心感が必要でした。最終的にMarkLogic購入の決め手となったのは、MarkLogicユーザーからのプロとしての推薦でした。

ASAでは、MarkLogic購入からわずか6か月で新しいプラットフォームが稼働しました。 これにより、新たなコスト削減と収益源の創出が可能になり、モバイルアプリなどの重要な新規サービスにお金を使えるようになりました。

MarkLogicは、文字通りすぐに元が取れます。ASAでは、最初の5年間で150,000ドルを、その後も毎年150,000ドルの削減となります。プロジェクト全体では、これは従来の技術より30%削減になります。MarkLogicの保守担当も1人だけであり、またその作業も業務時間全体のほんの一部です。

MarkLogicの導入により、新たな収益機会もできました。利用者はこれまで、学術誌1冊全部を購入する必要がありましたが、現在では記事単位で購入できます。このようにカスタム出版という新たな収益源が得られただけでなく、魅力的な新しいコンテンツパッケージプランにより、新規顧客の獲得も容易になりました。例えば、新規利用者が土壌のpHバランスに関する記事を購入した場合、ASAはその記事と『Crops & Soils Magazine』や関連書籍の3か月の無料購読をパッケージ化して販売できます。

また、外出先でも必要な情報を入手できるScience Pubsモバイルアプリも開発しました。Science Pubsでは、ASAの研究書籍を有料購読者と非購読者の両方が閲覧できます。また、有料購読者は学術誌の抄録を自由にダウンロード、検索、読み込み、保存できます。非購読者も記事、学術誌、書籍単位でコンテンツを簡単に購入できるため、新たな収益機会にもなります。Science Pubsは、iPad、iPhone、Android、BlackBerryの各デバイスに対応しています。


まとめ

ASAでは、さらに多くの学術誌や書籍を近日中にMarkLogicに移行する計画を立てています。現在MarkLogicに保存されている刊行物は、『Agronomy Journal』、 『Crop Science』、 『Crops & Soils』、『CSA News』、『Journal of Environmental Quality』、『Journal of Natural Resources and Life Sciences Education』、 『Journal of Plant Registrations』、『The Plant Genome』、『Soil Science Society of America Journal』、『Vadose Zone Journal』です。 またASAでは、膨大なコンテンツのサービスにセマンティックを導入する計画も立てています。

ASAがMarkLogicを導入した目的は、コスト削減と利用者の利便性の向上です。 新しい製品と技術を導入した結果、数十万ドルものコスト削減と収益向上を実現しただけでなく、必要なものを簡単に検索できるシステムによって、ユーザーの満足度も向上させることができました。

導入事例

ABN AMRO
ALM
American Psychological Association
American Society of Agronomy
Bowker
Broadridge
BSi Group
CABI
Codifyd
Condé Nast
CQ Roll Call
De Gruyter
EBCONT
Elsevier
Fairfax County, Virginia
Federal Aviation Administration
グローバルなNPO
Hannover再保険
Healthcare.gov
HEROLD.at
Informatics Corporation of America
Institute of Engineering and Technology
Institute of Physics
投資銀行
投資銀行(大手1行)
投資銀行(大手5行)
JWG Group
Klopotek
Lagardère Active
M*Modal
Mitchell 1
MVB
National Archives & Records Administration
NBC Universal
OECD Publishing
Oxford University Press
Press Association
Princeton Theological Seminary
Reed Business Information
Royal Society of Chemistry
RSuite CMS
Springer
Thieme
Triumph Learning
University of Virginia
Warrior Gateway
Wiley
Yell.com